2022年から活動を開始した日野浩志郎と中川裕貴によるユニット。 日野はgoatやYPYなどの活動の他、レーベルの「NAKID」、「Birdfriend」を主宰している。 中川は即興演奏や舞台音楽、彼の主宰するバンド等での活動を行っているが、日野のシアターピース「 GEIST(2018年~)」や、「Virginal Variations(2016)」、日野とFUJI|||||||||||TAの共同作曲作品「 INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada(2021)」等、日野の重要な作曲作品にはほぼ全てと言っ ていいほど参加してきた。このように多くのコラボレーションを重ねてきた2人だが、KAKUHANは特にな にも決めずに録音したデュオの即興録音がきっかけとなり、偶発的に誕生したユニットとなる。 KAKUHANは2人の過去行ってきた音楽性である「電子音楽/弦楽」、「現代音楽/クラブミュージッ ク」、「トラディショナル/コンテンポラリー」、「フィジカル/メタフィジカル」、「作曲/即興」など、様々な異 なる要素が、そのユニット名の通り「攪拌」されている。 電子音とアコースティック楽器の融合、楽器の音を電子化する、電子化された音から何か別のイメージ を想像することは、これまでの実験音楽や現代音楽でも行われてきたが、KAKUHANから聴こえるもの は、それをさらに別のものへと転化させる可能性がある。 2022年、NAKIDからデビューアルバム「Metal Zone」がリリースされた。